アイコンタクト

会話をする上で、相手に良い印象を与える基本は「アイコンタクトや視線」と言っても過言ではありません。しかし中には、カルテを書くことやパソコン操作に集中をしてしまい、患者とほとんど目を合わせない医師もいるそうです。
コミュニケーションを取る上でアイコンタクトは重要な役割を持っており、相手に「あなたの存在を認めている」というメッセージを伝えることができます。アイコンタクトがない場合、相手に失礼である上に不安や寂しさを感じさせている可能性が大きいそうです。コミュニケーションを取る時には、意識をして視線を合わせ、アイコンタクトを行いましょう。この時、凝視をするように相手の目をずっと見る必要はありません。相手の上半身をやわらかく見つめるイメージで、圧迫感を与えない程度がベストとされています。日本人は人見知りをする人が多く、欧米人のように目と目をしっかりと合わせ続けることが苦手と感じる人も多いそうです。ときどき数秒ほど視線を外すことや、書類やパソコンなどに目を移すとお互いに息抜きになります。あくまで不自然にならない程度に挟んでみることが効果的です。
アイコンタクトを取ることで安心感を与えるだけでなく、相手の表情や顔色の観察が行えます。毎回しっかりとアイコンタクトを取っていれば「今日は顔色が良くない」と判断できますし、症状を訴える割に表情に張りがある・目が輝いている場合には「神経症的な傾向がある」と判断できます。表情や顔色は、まず嘘がつけない部分ですので治療に役立つ情報が得られます。患者に圧迫感を与えず不安感も与えないアイコンタクトはバランスが難しいですが、日常的に行うことで身につけていきましょう。

医師のアルバイトであっても、早いうちからアイコンタクトを習慣化できると、よりよい仕事ができるのではないでしょうか。